応用分野
細胞内の量子電子伝達現象のリアルタイム超高分解能観測に向けた暗視野単分子PRET分光イメージング技術の開発
金楨珉 教授
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所属
ソウル大学 応用バイオ工学科
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E-Mail
jeomik@snu.ac.kr
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受賞業績
量子生物学で電子伝達現象に対する研究は主に理論的研究に集中されていて、これを実験的に検証し、ビジュアル化した研究は非常に稀である。本研究は生きている細胞内で量子電子伝達をリアルタイムに高感度で測定できるプラズモン共鳴エネルギー伝達(PRET)基盤の単分子分光のイメージング技術を開発しようとする。
超高分解能(Super-resolution)イメージング技法である単分子極小化顕微鏡法を活用して、生体分子の電子伝達状態をビジュアル化する革新的な方法論を提示し、これを通じて従来の対面的分光信号の測定スピードを画期的に向上させる専有技術を確保しようとする。
この技術はバクテリア間の通信、量子医学、生体内の酸化還元動力学の研究などの様々な分野に適用され、細胞小器官レベルでの疾病の発病メカニズムや新薬物質の作用メカニズムを究明することに重要な寄与ができると期待される。
Message
私たちの研究は「灯台」である