応用分野

3.5V 電位を持つ水系リチウムイオン電池(LIB) 負極の開発

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卞惠鈴 教授

受賞業績

カーボンニュートラル宣言以後、様々な電気自動車、そして蓄電システム(ESS)に使用されるLiBの開発が加速化されている。しかし、今まで使われてきた非水系電解液中心のLiBは頻繁な火災発生と高い価格による安定性改善と価格競争力の向上に対する改善がいち早く要求されてきた。

 

上記の問題を源泉的に解決するために卞惠鈴教授は水系電解液を使用したLiBを開発しようとする。研究の目的はエネルギー密度とサイクルの性能が現在の水系LiBと似ていて安定的かつ価格競争力のある水系LiBの負極を開発することである。より具体的に水系電解液と電極の界面を改質して約3.5Vに達する電位窓を持つ水系電池を開発しようとする。

 

本研究の結果物はESS市場に適合するLiBの開発に活用され、深度ある界面研究を通じて基礎及び応用研究すべてに寄与するものと期待する。特に、界面で水と電極の電気化学反応および電気二重層構造の理解は今後、水系LiB研究の礎になると予想する。

Message
私たちの研究は「世界を変えられる研究」だ
不可能だと思われてきた電極と電解液の関係を
しっかり理解し、これらを効果的にデザインすることで
新しい電池開発を可能にします。
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