応用分野
有機酸化-還元トランジスター用チャンネル-電解質素材の
開発及び人工シナプスの応用
吳俊鶴 教授
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所属
ソウル大学 化学生物工学部
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E-Mail
joonhoh@snu.ac.kr
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受賞業績
吳俊鶴教授の研究課題は、高性能有機酸化-還元トランジスター用チャンネル及び固相電解質素材を開発し、工程最適化を通じて駆動性能が極大化された新しい概念の有機人工シナプスを世界初で開発することを目指している。
ゲート電極の酸化-還元反応を伴う酸化-還元トランジスターは、ゲート電圧を通じてエネルギー障壁を調節できるため、高いリテンションと低いプログラミング電圧を同時に達成できる。本研究を通じて、シナプス素子の限界を突破できる源泉素材・素子及びシステム技術を確保することで人工知能次世代半導体の源泉素材・素子技術開発の礎を築き、急成長するニューロモルフィック素子産業において未来技術の競争力を確保できると見込まれる。
また、センサー‐シナプス統合型の感覚神経模倣システムで感覚神経を模倣できるようになれば研究結果の学問的波及力だけでなく、有機電子素材分野の源泉技術の確報により関連分野の発展に肯定的な影響を及ぼすと予想される。